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スタッフ雑記 20130501 「父のお願い。。」


父はあらゆる痛み止めの処置が
効かなくなってきていました。

父は私たちにお願いを
してきました。

「とうとうと眠れる注射を
 して欲しい」と・・。

その意味することは・・、
はっきりその時、認識できませんでした。

ただ、それをするともう
お話ができなくなる。。。。
さびしさ、という気持ちが
先立ちました。

ただ、父はもう今まで痛みに
耐えて耐えて
耐え尽くして来ていたのでした。

もう楽になりたい、と、
願っていたのでした。

苦しいのは父。

母姉わたしは受け入れました。

そう決まると、ゆっくり父と話をする間も
なくバタバタしだしました。

逆にそれは
良かったことかもしれません・・。

その処置ため、その病院の
「療養病棟」から「泌尿器科」の
入院病棟に移りました。

大きな注射器が備えられた
器具がベットの脇に運ばれてきました。

1時間に1cc自動で押し出される、
睡眠薬の注射でした。

点滴の液と一緒に
はいり続けるのでした。

むくんだ父の手足から血管を探すことに
看護士さんたちは苦労していました。

処置が終わったとき、
父が静かに眠ったとき、

自然に涙がこぼれてきました。

背中を向けていた私を
察した看護婦さんは、

「たまに目を覚ましますよ」

と、優しく声をかけてくれました。

その言葉通り最初の1日目は、
看護婦さんが体温やおしめの様子を
見に体を動かすと、
父はパッチリ目を覚ましていました。

わたしはほっとした気がしましたが、

父は怒っていました。

よっぽど気持ち良かったのか・・

後でわかるのですが、
父がこの時から意識(魂)が肉体を離れ
いたるところに飛んで
いっていたようです。

家族はやはり客観的の物事が
見れないのかもしれません。

それをすると・・
ずっと眠るということは
体の機能が衰え、

そのまま逝ってしまう。。。

ということでしたが、

ベットの隣に設置された
血圧や脈拍、呼吸数を表す
画面を見つめながら、

このまま永遠に父は生きつづける
ような気さえなっていました。

でも、その日が近い・・
というお知らせがきたのでした。

日時:2013年5月 1日 12:11


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